社会貢献活動
AEDの設置
日本の救命救急の状況
もしもの時あなたは
日本では病院以外の場所で起きる心停止が、年間2~3万件と推定されています。これは交通事故における死亡者の実に3~4倍もの数にあたります。ここでは救命救急の重要性と、救命に対する弊社の取組みを紹介しています。
「救命の連鎖」
救える命を守るために
東京都内において、救急車は通報から現場の到着まで平均5~6分かかります。このわずかな時間が傷病者の生命を大きく左右します。だからこそ、バイスタンダー(現場に居合わせた人)による迅速な処置が必要なのです。
AEDの規制緩和
広がりを見せる救命の輪
2004年7月1日より、一般市民にもAEDの使用が認められることとなりました。これにより「早い除細動」が医療従事者でなくとも可能となりました。全国各地でもAEDの普及を目指す運動が進められるなど、救急救命に対する意識が高まりつつあります。
福神トータルアミューズメントの取組み
全国初のAED設置
当社では2004年7月1日の規制緩和を受け、同年11月に遊技場では国内初となるAED設置に踏み切りました。来店されたお客様に限らず、店舗周辺での緊急時にも役立てるよう、使用法の講習を受けた社員が勤務しております。
社内研修に
救命技能講習を導入
店舗及び本社でのAED設置に伴い、社員を対象に救命技能に関する研修を行っており、技能レベルの底上げを目指しています。
誰でも使える
心臓マッサージ機
それがAED
AEDとは、自動体外式除細動器「Automated External Defibrillator」の略称を指します。電極パッドのシールを胸に貼ると内蔵されているコンピュータが心電図を自動的に解析し、電気ショック(通電)が必要か否かを指示します。電源を入れれば音声ガイダンスが流れますので、誰でも使用することができます。AEDは駅やイベントホールなどの人が多く集まる場所に設置されています。
「除細動」とは
心臓は一定のリズムで動き、体に血液を循環させるポンプの役割を担っています。この心臓の鼓動が不安定になり、ポンプの役割がストップしている状態を「心室細動」といいます。心室細動は心臓突然死に最も一般的に見られる不整脈です。
心室細動により不安定な状態にある心筋の動きを元の秩序あるものに戻すことを「除細動」といいます。この除細動で最も効果的な方法と言われているのがAED等による「電気的除細動」です。
3分間で生存率は50%
一刻も早い処置を
前述した除細動の効果には時間の経過が影響します。心停止から1分経過するごとに、生存率は7~10%低下。そして、傷病者をわずか3分間放置しただけで生存率は50%まで下がります。「救急車が来るまでの平均時間」である5分間が経過すると、生存率は30%を割ります。
これらの数値からもバイスタンダーの役割が非常に重要であることがおわかり頂けたかと思います。救急車が来るまでの、バイスタンダーによる救急手当が尊い命を救うのです。
関連リンク
大切な人を守るためにも正しい知識を!
当サイトでも紹介した緊急救命の知識を「知っている」ことで守れる命があります。いつ訪れるかわからない緊急時に「何もできない」ということがないように、救命に関する講習に参加することをお勧めいたします。